ステレオ時代neo Vol.4の「壱万円で音自慢!」企画でご紹介したソニーのCDプレーヤーCDP-391、いま編集部で一番活躍しているCDになっています(笑)
1990年に発売されたCDプレーヤーで、新品当時、なんと19,500円で販売されたエントリーモデルです。
中身はこんな感じ。
一瞬「空っぽじゃん」と思いきや、フロントパネルの裏側に基板が張り付いてます。
目立つチップは3つ。型番からデジタルフィルター、DSP、コントロール用マイコンと思われます。あれDACは?というと、基板の裏側(フロントパネルから見ると表か)に。
丸で囲んだ部分です。拡大するとこんな感じ。
フィリップスのTDA1543です。
一時、自作DACで使用するのが流行したDACです。ですが知る限りCDプレーヤーで使われているのはこのCDP-391だけなのです。
そしてこれが意外と音が良い!
ボタンを押すと動いちゃうくらい激軽な筐体からは想像できないほど熱い音がするんです(と言っても、もちろんこのクラスにしては、という意味ですが)。
これ1,100円で落札したんですよね…
前オーナーはこの音、気に入らなかったのかなあ。
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