引っ越し作業中に見つけたモノ

引っ越し作業中に見つけたモノ

以前よりことあるごとに愚痴っている事務所の引っ越しですが、もうめちゃくちゃです。

本来なら、
新しい事務所の契約→引っ越し→移転登記
となるはずが、いろいろな事情で、
契約即、移転登記→引っ越し
となったうえに、引っ越しがステレオ時代の校了と重なったため、やむなく旧事務所の契約を1ヶ月伸ばし、今に至ります。

現在だらだら引っ越し中です。

しかも旧事務所が、洋室10畳+DK4畳+バス・トイレ・玄関とわりと面積的に余裕だったため、色々なものを溜め込んでしまい…
ちなみに新事務所は14畳くらいありますが、土間(?)が2畳くらいあって基本空けとかなければいけない契約(マンホールやMDFへの入り口があって塞いではいけないのです)で、実質12畳弱。しかもトイレとシンクがその一角に増設されているので10畳くらいしかありません。
現状、こんな感じです。

というわけで整理しつつ、という感じなのですが、ついでにPCの中身も整理してたら面白いものを見つけました。
ステレオ時代創刊前に会社に提出した企画書です。
テキストベースだったので、下に貼り付けておきます。
ちなみに日付は2008年10月17日。なんと創刊の5年前です。
この頃はヤフオク!もハドフも安くて天国でしたね…

それにしても「ステレオ時代」にこんなにどっぷり浸かるとは、当時は思ってませんでした。
この頃は自動車雑誌のデスクで、2年ほど後には編集長になって「このまま自動車雑誌で編集人生は終わるんだろうな」と思ってましたから。

人生何があるかわかりませんね。

==========以下企画書==========

「10万円で始めるヴィンテージ・オーディオ」 企画案

ネコ・パブリッシング
car MAGAZINE編集部
澤村 信

[概要]
'70年代の大オーディオブームのあと、'80年代にも、CDの登場をきっかけとしたオーディオブームがありました。国内のオーディオメーカーが海外でも高い評価を受け、その評判が逆輸入されるといった、自動車業界にも似たムーヴメントがあったのもこのころです。さて、当時若いオーディオマニアが憧れた、ミドルクラス~ハイエンドのオーディオも20年の時を経て、わずか数万円で、わりと程度の良いものが入手できるようになっています。そこで10万円を元手に憧れのシステムを組むという楽しみを提案したいと思います。

[体裁]
B5平綴じ
96P(4C…32P、1C…64P)
定価1000円(音楽の友社の定番誌、STEREOと同価格くらい)

[構成]
4C……オーディオ・ルーム拝見
4C……マスターピースたち
4C……通好みな隠れた名品
1C……狙い目モデル(1モデル1~2Pで紹介)
1C……アナログ・オーディオの楽しみ方 PART1
    ~ターンテーブルの調整からカートリッジ交換まで
1C……アナログ・オーディオの楽しみ方 PART2
    ~カセットテープの録音テクニック
1C……ヴィンテージ・オーディオの選び方、購入時のチェックポイント

[取り上げる主なモデル]
●プリメインアンプ
NEC A10……名作の系譜。中でも傑作と言われるTYPE 1、TYPE 3を詳しく解説
SONY TAF-333ESX……ミドルクラスの傑作。SONY復権の立役者的モデル
ACCUPHASE E-303X……入門モデルとしてアキュフェーズのすそ野を広げた
その他、アルパイン/ラックスマンのハイブリッド、京セラやエクスクルーシヴといった通好みなモデルを紹介

●ターンテーブル
YAMAHA GT1000/2000……定番中の定番。今でも人気でやや高目なのが難
KENWOOD KP-1100……当時マニアが好んだ実力機
その他DENONやTechnicsの定番モデルを紹介。またトーンアームやカートリッジについても解説&紹介

●CDプレーヤー
NEC 803……黎明期のモデルながら根強いファンが多かった
DENON DCD-1300/1500……普及クラスで初めてマニアにも受け入れられた
その他NakamichiやTechnicsの高級モデルも射程範囲に

●カセットデッキ
SONY TA-555ESX……センターメカを流行らせたモデル
Lo-D 808HX……隠れた名作。各オーディオ誌が絶賛したモデル
Nakamichi DRAGON……めったに流通していないが、当時のマニアが憧れた傑作
その他、録音の基礎知識、カセットテープの解説など

●その他
チューナーやDSP、PCMプロセッサなども紹介する

ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。